風の歌を聴け/村上春樹
村上春樹は、これとノルウェイを読みました。
そのあと、多分、ねじまき鳥だったと思うんですけど、
それを読んでグロくて途中でやめました(笑)
エログロ苦手なんですよ。
デビュー作なわけですが、村上春樹ならこれが一番好きです。
まあ、比較対象が2つしか無いんですけどね。
村上春樹の持つ雰囲気は好きですよ。
ただ、僕の嗜好から見るとかなり危ういところがあって、
これが何とか大丈夫かな。というレベルです。
読みまくればもっと良いのが必ず
見つかるはずですが、なかなかリスキーなんで。
本を読んでて何が辛いって、「これダメだ」と思う瞬間が
辛いですよね。映画はまだ割とダメージ少ないんですが。
話がそれましたが、村上春樹が変に考え込まず、
素直に色を出しているというか力が抜けている作品です。
村上春樹のすごいところは、これを映画なりほかの媒体
にしようとしても、作品の色は絶対出せないところに
あるのかなと思います。確かノルウェイの森は映画化された
はずですが、多分、失敗したと勝手に思っています(笑)
まあ私の春樹評は随分とおかしなところにいるんで、
無視してもらって全然いいんですけど、
人から「村上春樹で良いのある?」と聞かれれば、
これを勧めるってところですね。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫
- 購入: 43人 クリック: 461回
- この商品を含むブログ (465件) を見る